アクセス権限

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CLIQではシステムはコントロールをしない
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CLIQ Web Managerはkeyを中心として機能するセキュリティソリューションです。

keyを中心とした、システムですと言われても分かりづらいと思います。

別の言い方で表現すると

セキュリティを

key側から見ているか

シリンダー側からみているか…ということになります


電子カードシステムを考えてください。

電子カード自身はシリンダーをコントロールしているわけではありません。

電子カードを指定ポイントに近づけると開閉できます。

シリンダーをコントロールしているのはシステム中枢のコントロールユニットです。

コントロールユニットが電磁ソレノイド駆動信号を送って、電気錠をオンオフしています。

つまり

シリンダー側から電子カードのIDを認識するという行為、すなわち「見ている」というわけです。

CLIQは最近流行のスマートロックと同じですね、と思われる方もいらっしゃいますがこれもちょっと違うんです。

スマートロックはCLIQ Web Managerのようにホスティングサーバーでシリンダーに接続するドライブユニットのIDとスマートフォンのIDが紐付けされています。

極端に言えばkeyの物理的意味は何も無いのです。

単にドライブユニットのモーターをオンオフできれば良いのです。

スマートロックの構造は、

  • ドライブユニット
  • スマートフォン
  • ホスティングとしてのManagementサーバ

3つのパートから成るセキュリティシステムです。

ドライブユニットと紐付けされているのはスマートフォンです。

ドライブユニットに接続された物理シリンダーには何の権限も拒否権もありません。

つまり、鍵穴は意味を持たないのです。

モーターをオンオフできれば良いのです。

これは利便性を重視してセキュリティレベルを犠牲にしているとも言えます。

セキュリティと利便性

セキュリティを高めると利便性が犠牲になります。

利便性を優先するとどうしてもセキュリティレベルが低下します。

バランスを上手に取ることが必用となります。

CLIQ Web Managerはkeyがシリンダーと双方向な関係(interactive)を保ちながらシリンダーの施錠解錠を行います。

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シリンダーには超小型のモーターと不揮発性メモリをもった電子回路が内蔵されています。

シリンダーの不揮発性メモリにはシリンダーのID情報、証跡情報、キーリストなどが登録されています。

キーにはボタン電池、マイコンと高精度クロックモジュールと不揮発性メモリを内蔵した電子回路が内蔵されています。

キーの不揮発性メモリにはキーのID情報、捜査情報、時刻情報、シリンダーリストなどが登録されています。

シリンダーはホスティングサーバーとはアイソレーション(オフライン状態)されています。

シリンダーに情報をImportしたりexportしたりするのに

Programmingキーを使って行います。

シリンダーを開けたり、audit trailの情報を取るのにダイナミックキーノーマルユーザーキー使って行います。

CLIQ では情報の収集や機能の設定はにたいしてすべてキーが介在して行います。

keyが主体的に機能するシステムなのです。

で、それがどうだって…..と思う方もいるでしょう。

実はこれがCLIQ Web Managerの大きな特徴なのです。

キーに情報を与えると言うことでいろいろな使い方ができるのです。

キーに情報を与えるという行為は、人の手でCLIQ Web Managerに情報を置くという操作で行います。

たとえば

2番というキーをBというシリンダーに対して月曜日の9時から12時まで解錠できる

という情報をCLIQ Web Managerに置いておきます。

キーはプログラミングデバイスに差し込まれた瞬間に、その情報をCLIQ Web Managerサーバに取りに行き、決められたシリンダーの鍵穴に挿入すれば開けられる。

その時キーとシリンダーはお互いに持っている情報を交換します。

(シリンダー側に電源は有りませんから、キーが差し込まれた瞬間にキー側から電力が供給され回路が働きます。)

そしてタイムManagementがCLIQのもう一つの特徴なのです。


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